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開幕戦で再会する矢内大介と赤窄孝GKコーチ。デビュー戦で早くも“師弟対決”が実現

2020.09.04

コラム

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名古屋オーシャンズ

名古屋オーシャンズサテライトのキャプテンを務めていた矢内大介は、同じく副キャプテンの坂井佑駿と共にボアルース長野へ入団。地域リーグからFリーグへ、ステップアップを果たした。

Fリーグデビュー戦となる相手は、古巣のオーシャンズ。同時に矢内いとっては自身を一から育て上げた赤窄孝GKコーチと敵として再会することになる。

「赤窄さんは見捨てることなく指導し続けてくれた」

矢内は2017年に中京大学サッカー部からサテライトへ入団した。しかし当初はサッカーとフットサルの違いに戸惑っていた。小学生のときに津ラピドFCでフットサルをプレーしていたとはいえ、ほぼゼロからのスタートだった。そんな矢内を指導したのはトップチームを含め、全カテゴリーのGKコーチを務めている赤窄氏だった。

「大介の場合はウィークポイントを探して補うというよりも基礎技術を入れていくところからのスタートでした。そこでの試行錯誤はお互いにいい意味で戦いました」(赤窄)

ゴレイロとしてのベースを作り上げるための必要なことを落とし込む段階で、サッカー歴の方が長い矢内は「こうした方がいいのでは」と我流を選択することがあり、2人は言い合いになることもしばしばあったという。

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