INSIDE OCEANS

【第31節 すみだ戦/試合後記者会見】フエンテス監督「この悔しい思いを最後の目標に」

2019.12.28

インタビュー

  • twitter

  • facebook

PHOTO BY

名古屋オーシャンズ

12月28日(土)、Fリーグ2019/2020ディビジョン1 第31節が武田テバオーシャンアリーナで行われ、名古屋オーシャンズはフウガドールすみだに4−5で敗戦。2014年9月21日以来となる連敗を喫してしまいました。試合後、チームを率いるフエンテス監督が記者会見に臨みました。

自信が上回れそうな時間帯に個人的なミスで上回れなかった


フエンテス監督

──試合を振り返って。

4−5というスコアでも分かる通り、接戦だったことは確かです。もちろん、負けてしまったことに関しては非常に悔しいです。内容的にもどちらに転がってもおかしくないゲームでした。勝てたゲームでもありました。ただ、接戦だったので、悔しい思いをして終わってしまった試合でした。ですがホーム最終戦で苦い思いをしたことはポジティブに考えようとしています。

負けた試合は選手の中に残りますし、反省をする部分は大きくある。この悔しい思いを最後の目標にぶつけられるのであれば、負けたことはプラスになるという考えです。ですが非常に悔しいことは間違いないです。私も含めてより反省してより磨きに時間を与えてチームが2回りも大きくなってラストスパートを終えられればいいと思います。

──すみだのプレッシャーに苦しめ続けられていましたが修正できなかったのはなぜでしょうか。

今日の試合に関しては相手より下回っているときに我慢強くプレーできていたことは良かったです。両チームともに戦術的にフットサルをしてきたチームでした中で、ゲームを大きく左右するのは自信の面になります。自信に溢れているときに相手を上回る流れがいつもはありますが、上回れそうな時間帯に、パスミスや動きのミスで今日は上回れなかった。一瞬の集中がどこかで切れてしまったことがプレスを回避できなかった要因。

私たちに流れが来始めたところで個人的、戦術的なミスが多かった。なのでフウガのプレッシングをより強く感じたことでゲームが悪循環に陥る展開になってしまった。さらにゴールもなかなか生まれずフラストレーションが溜まるゲームになり相手はゴールを取りにきました。こうなってしまったことは私たちのせいでもありますし、修正が可能なことです。

──連敗を喫してしまいましたが、プレーオフに向けての手応えは。

反省してプレーオフへ向けて磨きをかけ、いい結果を得ることができればこの連敗はいい薬になったと言えます。ですが悪いところだけを感じて気持ち落としてしまったらプレーオフでも負けを認めたことと同じです。ただ、このチームはそんな考えを誰も持っていませんし、一人ひとり大人です。こういった苦しい場面を乗り越えてきている選手が集まったクラブだと思っている。私はチームを信じていますし、この悔しい思いを乗り越えたらいいチームになると思っています。このタイミングでこの状況に追い込まれたことはある意味、最後に力を振り絞るためのエネルギーに変わってくると思っています。一人ひとりがシビアになって、さらに謙虚さを持って足元を固めて一致団結してやっていければ挽回できるはずです。なので特に心配はしていませんです。
SHARE:

twitter

facebook

TAGs: