2月20日、Ｆリーグ2020-2021 ディビジョン1のフウガドールすみだが駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、名古屋オーシャンズは4-4で引き分け。

試合後、星龍太選手に試合を振り返ってもらいました。

一人ひとりがやらなきゃいけないことをできていなかった

星龍太

──残り5秒で同点に追い付かれてしまった今日の試合を振り返っていかがですか？

第1ピリオドがすべてでした。リーグ終盤に言っていた選手一人ひとりがやらなきゃいけないことをできていなかったことがすべてかなと思います。最後の失点に関しては修正することはありますけど、そこじゃなかったと思います。

──監督はフィニッシュとラストパスが雑になったと話していましたが、立ち上がりに星翔太選手のシュートがバーを叩くなど惜しいシーンもありました。

今日に関しては形は良かったし、回避もできていたと思います。ただフィニッシュを綺麗にやろうとしすぎてパスを回しすぎて最後に寄せられてカウンターを食らってしまった。目的がゴールのためではなくて、回避の方に意識が偏っていたのでフィニッシュまでいけてたはいけてましたけど、最後、打てなかったのかなと思います。

──とはいえ今日の試合では水谷颯真選手や平田ネトアントニオマサノリ選手がゴールを決めました。今シーズンはチームの中で比較的若い選手が活躍していることが多いと思いますが彼らの活躍はどう感じていますか？

名古屋の強みは誰が出ても遜色なくプレーできる選手層の厚みです。前回メンバーに入っていた（ガブリエル・）ペネジオに代り颯真が入りましたけど、点も取りましたし、いいプレーもできている。それは今日来てない磯村直樹、橋本優也、笠井大輝も一緒。選手権のメンバーにも絶対入ってくると思いますし、練習からもアピールしています。選手権のようなスパンの短い大会では全員の力が絶対に必要になるので、選手層が厚いことは心強いですし、力になってくれると思います。

──初戦の相手になるボルクバレット北九州は今日のすみだのように気持ちを全面に出して戦ってくる、ある意味嫌なチームだと思います。来週の全日本選手権へ向けてはいかがですか？

カップ戦は初戦が大事で、決勝のように戦わないといけません。負けたら終わりですし、一回戦をしっかり戦って勝つことで次に向けた流れを作れる。相手はフウガみたいに気持ちを出してくるチームだし、プレッシャーの強いチームですけど一週間しっかりといい準備をして、今日みたいに最後追いつかれないように戦いたいと思います。