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第33節 Fリーグ選抜戦マッチレポート「F選抜とのラストマッチ」

2020.01.21

コラム

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名古屋オーシャンズ

1月13日(月・祝)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第33節が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、名古屋オーシャンズはFリーグ選抜に5-2で勝利した。

リーグ最終戦も勝利。いざ、プレーオフ決勝へ


リーグ最終戦の相手は、奇しくも同じ武田テバオーシャンアリーナを本拠地とするF選抜との対戦。彼らはこの試合がFリーグのラストマッチであり、2年間の活動が終了する。意気込みは相当なものだった。

迎え打つオーシャンズももちろん、手を抜くつもりはない。この日も先制点を奪って主導権を握った。4分、相手陣内でパスカットした西谷良介が右から左へ斜めに切り込み、一人でショートカウンター。そのまま放ったシュートは相手ゴレイロに弾かれたものの、ファーにいた八木聖人が押し込んで1-0とした。

「ゴールも近かったので、パスよりもシュートを打った方が得点につながると思った。(弾かれましたが)いいところにボールも転がって、聖人もよく詰めてくれました」(西谷)



その後、さらにギアを上げたオーシャンズは、10分に左サイドのタッチライン付近でFKを獲得。西谷が落としたボールをペピータが深い位置まで運ぶと、相手を引きつけたところで中央に構えていたヴァルチーニョへ。このラストパスを難なくゴールにつなげて、2点のリードに成功。13分に、相手に速攻を仕掛けられ失点してしまうが、19分に星翔太が反転シュートを決めて再び2点差。3-1で試合を折り返した。

後半10分間は互いに攻め合う展開が続いたが、先にゴールを決めたのはオーシャンズ。

30分、右サイドのペナルティエリア付近でヴァルチーニョが倒されてFKを獲得。キッカーのペピータが放ったのは、“いつもの”強烈な左足シュートではなく、狙いすました“優しい”シュートだった。一度は弾かれたが、再び拾ったペピータがゴール左上へふわりと浮かせたシュートを決めて、3点差と引き離した。

36分には、ゴール前での横パスを奪われて1点を返されてしまったが、残り15秒に獲得した第2PKを星翔太が決めて5-2。オーシャンズは、リーグ戦最後の試合を勝利で締めくくった。



「リーグ最終戦を勝利で終えたことはよかったですし、ここをしっかりと勝ってプレーオフにつなげていくという意味でも大事な試合でした」(フエンテス監督)

この試合でもっとも重視したのは、まさにその点だろう。リーグ戦1位のオーシャンズは、そこから2週間弱、公式戦がないことになる。だからこそ、いいイメージを持ってプレーオフ決勝へつなげることが何よりも大切だった。1月25日(土)、26日(日)にオーシャンズはいよいよ、リーグ3連覇に挑む。

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