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第3節 バサジィ大分戦マッチレポート「554日ぶりの黒星」

2019.06.12

コラム

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名古屋オーシャンズ

2017年12月3日以来のリーグ戦での敗戦だった。

6月10日(月)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第3節・バサジィ大分戦は2−5で敗戦。前半は同点で折り返したが、後半にパワープレー返しを含む3点を決められてしまった。

久しぶりの敗戦が成長を促す

べっぷアリーナで行われた一戦は3分に先制されてしまう。ゴレイロからのスローを前線へ投げこまれ、芝野創太に流し込まれる。

1点ビハインドとなったオーシャンズだったが8分に左サイドから吉川智貴がピッチ中央へ切り込みミドルシュートを放つ。これがゴールネットを揺らし同点に追いついた。



主導権を握りながらも、追加点が奪えない。すると16分、カウンターから隙を突かれてしまい失点。またも追う展開を強いられる。それでも前半残り14秒、ペピータがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得し、これをヴァルチーニョが決めて同点で前半を折り返した。

後半もボールを保持し、ピヴォを使った攻撃を中心に仕掛けるもののシュートが枠を捉え切れない。すると25分、大分のエース・仁部屋和弘にサイドを突破されると、ゴール前でワンツーからシュートを決められ2-3。

36分にカウンターから失点すると、この直後にフエンテス監督はタイムアウトを取り、ペピータをゴレイロにパワープレーを開始。

前線に入った平田・ネト・アントニオ・マサノリがチャンスを迎えるが、ゴールを割ることはできない。38分、パワープレー返しで5失点目を喫して2-5。オーシャンズにとって2017年12月3日にペスカドーラ町田戦以来のリーグ戦黒星となった。



3点差をつけられたが、フエンテス監督は「(試合内容は)そんなに悪くなかった。結果を残せなかった試合ですが、逆に学ぶことも多くありました。今日の試合はそういうところをポジティブに捉えて、今後に生かしていきたい」と冷静に振り返った。

昨シーズンはリーグ戦33試合無敗でFリーグの頂点に立った。554日ぶりとなる敗戦に悔しさで一杯なのは間違いない。だが、この経験を受け止めて、課題をと向き合い、全員で乗り越えた時、もっと強くなったオーシャンズが見られるはずだ。

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