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【第17節 仙台戦/試合後記者会見】フエンテス監督「どの試合でも課題はあると思っている」

2019.09.08

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

9月7日(土)、Fリーグ2019/2020ディビジョン1の共同開催小田原ラウンドでヴォスクオーレ仙台と対戦し4-0で完勝したオーシャンズ。

チームを率いるフエンテス監督とキャプテンマークを巻いた吉川智貴選手が試合後の記者会見に臨みました。

ヴァルチーニョとラファが出場停止でピヴォが1人しかいない中での戦いに


フエンテス監督

──今日の試合を振り返って。

大変うれしいです。今日の試合も、私たちが目標を達成するために大きな勝利でした。前半のほうが後半より良かったと思います。ダイナミックに動けていたし、チャンスもありましたし、守備も安定していました。後半では、落ちたというより、相手がプレッシャーをかけてきて、うまく回避できない場面が増えたかなと。後半は気持ちの面で、一人一人が個性を出して、ハードワークで戦術的なところを補ったのかなと思います。2点目は前半より少ないゴールチャンスの中でも生かせて、相手がパワープレーをしてきましたが、昨日は20分間、今日は4分間、継続した守備ができましたし、0点で抑えられたのはよかったと思います。

──ラファとヴァルチーニョが出場停止。平田ネトアントニオマサノリも移籍して、ピヴォは星翔太しかいませんでした。ピヴォがいない中で、どのような戦い方を考えていたのか。

戦術的には、ピヴォの翔太が休憩するところで安藤(良平)がピヴォに入りました。すごく当たったと思います。ピヴォとしても、安藤のパフォーマンスは非常によく、それを見れてよかったと思います。プラス、忘れてはいけないのは龍太が怪我で出られないことです。4人も大事な選手がいない試合で、連戦で、選手が少ない中で、こういう勝ち方ができたのは大きいです。出れない選手も出て、貢献して、勝てたのは、そういう選手たちが成長する場が作れたと思います。1人が調子悪くても他の選手が補える、誰が入っても戦力になるチームにしていきたい。昨日のタフなゲームがある中で、少ない人数で、ピヴォが2人いない中で、こうやって勝てたのは大きなメリットだと思います。

──後半は名古屋としては珍しいぐらいプレス回避できないシーンが目立ったが、ピヴォの不在の影響は大きかったのか。

いろいろなことが関わっています。一つの理由ではありません。一つは、スコアではアドバンテージがある状況で後半に入って、相手は逆に点をとらなければいけない状況でした。相手がもっとプレッシャーをかけてくるのは自然な流れです。相手がプレッシャーを与えてきたときに、耐える時間も大事になってくる。
今日の試合に関しては、慣れているピヴォがいないのも少なからず影響はあります。翔太がピヴォを務めましたが、彼もケガから復帰したばかりで、通常よりは疲労も溜まりやすい。その中で、彼もよくやってくれたと思います。

100%の試合はありません。智貴も言っていましたが、常に良くなっていくためには、どの試合でも課題はあると思います。昨日と今日の試合を含めて課題を解決して、チームをよくしていけるか。いろいろな影響がある中で、それを見て、課題を見て、どういう修正をしていくところが大事になると思います。

吉川智貴

──今日の試合を振り返って。

勝ててよかったかなと思います。自分たちで、自分たちの首を締めてしまったところはあると思います。もう少し、ゲームをコントロールできればよかったですが、試合を通して0点で抑えられたのはポジティブな面です。課題はありましたけど、このまま続けて、来週の試合に向けて、しっかり練習していければと思います。
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