INSIDE OCEANS

【新加入選手インタビュー/ガブリエル・ペネジオ】期待の新外国人選手、ペネジオの素顔と生い立ちに迫る。「常に家族が寄り添ってくれたから、フットサル一本に懸けてこれた」

2020.07.25

インタビュー

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Krona Joinville

名古屋オーシャンズにまた一人、ブラジルから期待のアタッカーが加入した。

今年26歳を迎えるガブリエル・ペネジオ。かつて、U-20ブラジル代表にも選ばれた左利きのピヴォは、若い頃から活躍し、所属クラブでタイトルや得点王を次々に獲得。名門・コリンチャンス時代には、ペピータとも一緒にプレーをしていた。

新戦力として日本での活躍が期待されるが、ブラジルでも新型コロナウイルスは猛威を振るい、5月中旬にリリースが出てから2カ月が経った今も来日の目処が立っていない。

プレスリリースでわかるのは、1994年生まれの25歳で左利き、前所属チームは、コロナ ジョインビリ、U-20ブラジル代表歴がある174cmのピヴォということだけ。ストライカーとしてブラジルで活躍していたという彼は、一体どんな選手でどんなキャラクターなのだろうか。

来日を前に、Zoomを通じてブラジルにいる彼にインタビューのオファーを出した。これまでどんなキャリアを、どのように歩んできたのか。そして、どんな人柄なのか。

ペネジオは、礼儀正しい好青年で、家族から愛され、誰よりも家族思いな人物だった。

人として成長したいと思い移籍を決断した


──まだ来日の目処が立っていませんが、名古屋オーシャンズの一員になって今の心境はいかがですか?

オファーを受ける前からSNSで何度か名古屋オーシャンズの試合の映像を見ていました。常にタイトルを目指す歴史のあるビッグクラブの一員になることができて誇らしい。早く日本に適応してオーシャンズに貢献したいですね。自分にとって海外のクラブでプレーすることは初めてですし、新たなチャレンジになります。新しい文化にも触れられる機会ですし、新しい出会い、新しい発見もそこにはあるはず。いろいろな面で刺激を受けて人として成長したいと思って移籍を決断しました。

──初めての海外移籍がある程度言葉の通じるようなヨーロッパではなく、ブラジルの真裏にある日本です。不安はありませんか?

心配事はそこまでないです。逆にいろいろなことに興味を持ってチャレンジしてみたいという気持ちの方が強いですし、モチベーションは高い。たしかに、一番の問題は言葉の壁になると思います。自分の国の言葉が伝わらない場所で生活することになりますが、日本語をできるだけ覚えて生活でも困らないようにしていきたいですね。そこも一つチャレンジだと捉えています。

──ペピータ選手とはかつてコリンチャンスでチームメートだったそうですね。

そうですね。ペピータ選手とは2015年に一緒にコリンチャンスでプレーして、一緒にタイトルを獲得することもできました。彼が日本でタイトルを取った際はお祝いのメッセージを送ったり、彼が日本でプレーしている動画を見ることもありました。オーシャンズからオファーをいただいたときは日本での日常の話だったり、具体的な日本の情報を聞くようになりましたね。友達としてすごく頼りにしています。

──日本についてペピータ選手とはどんなことを話しましたか?

日本は地球の真裏ですし、「移動距離は想像しているよりもずっと長いよ」ということを言われました。言葉とその2つが大変そうだなと覚悟していますが、先ほども言ったようにそこまで大きな不安はないですね。

──ペネジオ選手の内面についても迫っていきたいのですが、自分自信をどんな人間だと捉えていますか?

ピッチの中と外ではだいぶ違ってくると思いますが、プライベートではどちらかと言えばシャイで、人見知りな性格だと思います。ですが仲良くなってからはワイワイする場だったり、友達や家族と過ごす時間がすごく好きなので早くチームメートと同じ時間を過ごして仲良くなりたいですね。

──ピッチ内ではどんな選手ですか?

チームの力になりたい、勝利に貢献したいという思いが強いです。自分のプレーの特徴としては、前のポジションですしドリブルやスピードを生かしたプレーでゴールに絡んでいきたいです。

──背番号が古巣のコロナ・ジョインビリでもオーシャンズでも「77」ですが、何かこだわりがあるのでしょうか?

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