INSIDE OCEANS

「今季は守備の印象が変わるかもしれない」。Fリーグ選抜から2年ぶりに復帰した高橋優介コーチが見る今季の展望。

2020.09.02

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

9月5日の開幕戦まで刻一刻と時間が進んでいる中、新型コロナウイルス感染防止のために選手とスタッフ以外は原則アリーナへ入れず、チームの状況が見えづらいままとなっている。

緊急事態宣言中は全体練習が行えない苦しい時期もあったが、アリーナでの練習が再開した今、選手たちのコンディションはどうなっているのか。今シーズン、Fリーグ選抜から2シーズンぶりに戻ってきた高橋優介コーチにチーム状況と例年以上の過密日程が予想される開幕後の展望を聞いた。

そして、オーシャンズを離れていた2シーズンの間に高橋コーチはどんな経験をしたのか。

コーチとしての視点で今のオーシャンズの状況を語ってもらうとともに唯一、Fリーグ選抜に2シーズン携わった特別な2年間を振り返ってもらった。

個々の能力を存分に出すチームづくりをしている印象


──今シーズンから名古屋オーシャンズのコーチに復帰されましたが、立ち位置としては昨シーズンで退任されたナチョフィジカルコーチの後任のような役回りでしょうか。

はい。基本的にはナチョの役割をそのまま引き継ぐという感じですね。ですがシーズンが始まればコーチとしてフエンテス監督のサポートもしていくと思います。

──自粛期間中は満足のいくトレーニングができませんでした。6月の2週目にアリーナでの全体練習が再開して今の選手のコンディションはどうでしょう?

ちょっと疲労度が高いですが、その点を除けば今の時点で開幕しても全然問題ないという状態です。戦術的なところではまだ足りない部分がありますがフィジカル的なことに関してはバラつきは多少ありながらも良好だと思います。

──疲労度が高いのは意図的に負荷の高いトレーニングをされているからでしょうか。

そうですね。選手たちの感じ方にもよると思いますけど、今は意図的に負荷の高いトレーニングをしています。ですが高い質で量もこなしている割には大きなケガで離脱をしている選手はいないです。

──Jリーグや海外サッカーを見ていても再開後に負傷している選手が多い印象があります。オーシャンズは年齢層も高く代表選手も多いので、今シーズンは特に過密日程です。ケガ予防のために何か対策はされていますか?

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