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名古屋オーシャンズ
2月6日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1の立川・府中アスレティックFC戦が立川市泉市民体育館で行われ、名古屋オーシャンズは5-4で勝利。フエンテス監督と星龍太選手が試合を振り返りました。
フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)
──試合を振り返って。
第1ピリオドから第2ピリオドに向けての守備の部分が緩く、修正が必要な部分が多くあった試合でした。試合終盤のパワープレーから失点しまったところでも課題が残りました。それでもこうして苦しい試合の中でも勝ち点3を取れたことには嬉しく思います。
なぜなら先週、リーグ優勝が決まったあとの試合でしたし、相手もクオリティの高いチームだったので危険なゲームでした。大きな目標を達成したあとの試合で結果を残すことはとても難しいことですし、アウェイでの移動もあった中でもみんながハードワークしてくれたこともしっかりと評価しています。もちろん課題はたくさんありますがそれは練習から修正していきたいです。
──優勝を決めた直後の試合は難しくなると思いますがこの1週間どのような準備をしてきましたか?
優勝が決まったとはいえ、次の目標に向かって進んでいかなければいけなかったのでとても難しい1週間でした。1月から私たちの環境も変わって、今はより神経を使って適応しなければいけない期間でもあります。あとはケガ人の中には無理をしてでも取り組んでいた選手もいました。リュウタやトモキ(吉川智貴)がピッチに戻ってきましたがベストな状態ではない。チームとして一度まとまって、通常通り次の目標へ進んでいこうという考えでした。それでも調整は難しかったですが、勝ってこの試合でいろいろな課題が生まれたので修正して次へ進むために気を引き締められるきっかけにもなったのでよかったです。
──優勝が決まりましたが、来週の湘南ベルマーレ戦はリベンジマッチになります。その翌日にはエスポラーダ北海道戦も控えている中でどんなテーマを持って試合に臨みますか?
個人的には、リベンジマッチとは捉えていません。残りの3試合を私たちの未来に繋げるようにしたいと思っています。先ほどの話でもあったように、優勝決まったとはいえどモチベーションを下げることなく私たちの成長を考えて、次の目標に向かって取り組んでいきたいです。そのためにはもちろん結果が重要になりますし、勝利を求めてこの連戦を戦っていきたいです。湘南も北海道も強豪クラブで、湘南には今シーズン、唯一敗れているチームなので選手はそのことをプラスアルファのモチベーションにしてくれたらなという考えです。
星龍太(名古屋オーシャンズ)
──試合を振り返って。
先週、優勝が決まっての試合で、みんなとは「いつも通りのメンタルで戦おう」という気持ちでいましたが、チームスポーツとして全体が一つの方向に向かわせることは難しいことだなと第1ピリオドに感じました。ですが第2ピリオドは負けない強いオーシャンズを見せられたと思います。最後はパワープレーで2失点して悔しい思いもしました。修正点もありますし、全日本選手権へ向けてやることもあるので、課題が浮き彫りになった非常に意味のある試合になりました。
──全体が一つに向かう難しさとはどういったものでしょうか?
集団スポーツなのでいろいろな性格の選手がいます。北原(亘)キャプテンがいたときから教わっていたことで、僕も実感していることですが、みんな勝ちに向かう中でも「点を取りたい」とか「失点を0で抑えたい」、「いいパスを出したい」など人によって考えが違います。それが優勝が決まったことで、「もっとやれるぞ」となってしまう。僕もケガで試合に出られなかった分、ピッチでいいプレーをしようとして他の選手と方向性が違ってきてしまう。それは悪いことではないですけど、第1ピリオドに関してはそれぞれをまとめるのが難しかった。
ディフェンスだったり、名古屋オーシャンズとしてやらなければいけないプレーができていないことが全体としてありました。負けて折り返してしまったことは悔しいですけど、モチベーションを持ち直すきっかけにもなりましたし、監督からも「やらなければいけない」という指示がハーフタイムにあったのでそこでまた気を引き締められました。僕はキャプテンになって5年目になりますけど、そこは難しくもあり楽しさの一つでもあると感じています。
──何度も優勝を経験していますが優勝したあとの過ごし方で工夫していることは?
いつもはプレーオフがあるのでプレーオフに向けて、1位は決まっているけれど気を抜くことはありませんでした。ですが今シーズンはリーグ戦の結果だけで優勝が決まった、Fリーグ開幕当初のような形でした。僕が名古屋にいたときはなかった優勝の仕方でしたが、監督からもあったように選手権という新しい目標があるので、そこへ向けて戦う4試合という位置付けです。また新しい目標を見据えた上で試合ができたことはよかったです。
全日本選手権という新しい目標へ向かっていく
フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)
──試合を振り返って。
第1ピリオドから第2ピリオドに向けての守備の部分が緩く、修正が必要な部分が多くあった試合でした。試合終盤のパワープレーから失点しまったところでも課題が残りました。それでもこうして苦しい試合の中でも勝ち点3を取れたことには嬉しく思います。
なぜなら先週、リーグ優勝が決まったあとの試合でしたし、相手もクオリティの高いチームだったので危険なゲームでした。大きな目標を達成したあとの試合で結果を残すことはとても難しいことですし、アウェイでの移動もあった中でもみんながハードワークしてくれたこともしっかりと評価しています。もちろん課題はたくさんありますがそれは練習から修正していきたいです。
──優勝を決めた直後の試合は難しくなると思いますがこの1週間どのような準備をしてきましたか?
優勝が決まったとはいえ、次の目標に向かって進んでいかなければいけなかったのでとても難しい1週間でした。1月から私たちの環境も変わって、今はより神経を使って適応しなければいけない期間でもあります。あとはケガ人の中には無理をしてでも取り組んでいた選手もいました。リュウタやトモキ(吉川智貴)がピッチに戻ってきましたがベストな状態ではない。チームとして一度まとまって、通常通り次の目標へ進んでいこうという考えでした。それでも調整は難しかったですが、勝ってこの試合でいろいろな課題が生まれたので修正して次へ進むために気を引き締められるきっかけにもなったのでよかったです。
──優勝が決まりましたが、来週の湘南ベルマーレ戦はリベンジマッチになります。その翌日にはエスポラーダ北海道戦も控えている中でどんなテーマを持って試合に臨みますか?
個人的には、リベンジマッチとは捉えていません。残りの3試合を私たちの未来に繋げるようにしたいと思っています。先ほどの話でもあったように、優勝決まったとはいえどモチベーションを下げることなく私たちの成長を考えて、次の目標に向かって取り組んでいきたいです。そのためにはもちろん結果が重要になりますし、勝利を求めてこの連戦を戦っていきたいです。湘南も北海道も強豪クラブで、湘南には今シーズン、唯一敗れているチームなので選手はそのことをプラスアルファのモチベーションにしてくれたらなという考えです。
星龍太(名古屋オーシャンズ)
──試合を振り返って。
先週、優勝が決まっての試合で、みんなとは「いつも通りのメンタルで戦おう」という気持ちでいましたが、チームスポーツとして全体が一つの方向に向かわせることは難しいことだなと第1ピリオドに感じました。ですが第2ピリオドは負けない強いオーシャンズを見せられたと思います。最後はパワープレーで2失点して悔しい思いもしました。修正点もありますし、全日本選手権へ向けてやることもあるので、課題が浮き彫りになった非常に意味のある試合になりました。
──全体が一つに向かう難しさとはどういったものでしょうか?
集団スポーツなのでいろいろな性格の選手がいます。北原(亘)キャプテンがいたときから教わっていたことで、僕も実感していることですが、みんな勝ちに向かう中でも「点を取りたい」とか「失点を0で抑えたい」、「いいパスを出したい」など人によって考えが違います。それが優勝が決まったことで、「もっとやれるぞ」となってしまう。僕もケガで試合に出られなかった分、ピッチでいいプレーをしようとして他の選手と方向性が違ってきてしまう。それは悪いことではないですけど、第1ピリオドに関してはそれぞれをまとめるのが難しかった。
ディフェンスだったり、名古屋オーシャンズとしてやらなければいけないプレーができていないことが全体としてありました。負けて折り返してしまったことは悔しいですけど、モチベーションを持ち直すきっかけにもなりましたし、監督からも「やらなければいけない」という指示がハーフタイムにあったのでそこでまた気を引き締められました。僕はキャプテンになって5年目になりますけど、そこは難しくもあり楽しさの一つでもあると感じています。
──何度も優勝を経験していますが優勝したあとの過ごし方で工夫していることは?
いつもはプレーオフがあるのでプレーオフに向けて、1位は決まっているけれど気を抜くことはありませんでした。ですが今シーズンはリーグ戦の結果だけで優勝が決まった、Fリーグ開幕当初のような形でした。僕が名古屋にいたときはなかった優勝の仕方でしたが、監督からもあったように選手権という新しい目標があるので、そこへ向けて戦う4試合という位置付けです。また新しい目標を見据えた上で試合ができたことはよかったです。