INSIDE OCEANS

子供たちの憧れ スーパードリブラー・八木聖人

2019.11.01

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

Fリーガーを夢見てここまで走り続けてきた



「下部組織の最高傑作」と呼ばれた八木は、ユース時代からFリーガーを夢見て名古屋オーシャンズ一筋でプレー。2014年に念願のトップチームへと昇格を果たした。当時から、キレのあるドリブルを武器に、物怖じしない堂々としたプレーで相手陣内を切り裂いてきた。

昨シーズン終盤、さらに切れ味を増すプレーに誰もが注目し、日本代表候補入りの可能性も十分にあった。そんな矢先に悲劇が起こる。2018年3月の全日本選手権で右膝外側半月板損傷により、全治6カ月の離脱を強いられてしまったのだ。しかしキャリア初の手術と長いリハビリ生活を乗り越えて、第15節の ボアルース長野戦で復帰を果たした。

ドリブラーにとって膝の負傷は不安なものだ。今でも「以前のプレーの感覚とイメージのズレがある」と言う。それでも、「やっと戻りつつある」と完全復活の時は近い。

オーシャンズの試合に行けば、子どもたちがキラキラした目で八木を見守っている。オーシャンズアカデミーでプレーする後輩たちの希望──それが、八木の魅力そのものだ。




YAGI Kiyoto

■背番号:17
■ポジション:アラ
■生年月日:1994年3月24日
■身長・体重:170cm・66kg
■出身地:愛知県瀬戸市
■利き足:
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