INSIDE OCEANS

【第24節 長野戦/試合後記者会見】フエンテス監督「この試合だけが目標ではない。相手をリスペクトして100%を出すことを考えた」

2019.11.09

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

11月9日(土)、Fリーグ2019/2020ディビジョン1 第24節、共同開催名古屋ラウンドが武田テバオーシャンアリーナで行われ、名古屋オーシャンズはボアルース長野に10-3で勝利。試合後、フエンテス監督が記者会見に臨みました。

意図を持って戦う部分が強くなった


フエンテス監督

──今日の試合を振り返って。

今シーズン私たちが求めているオフェンシブなところを見せることができました。1試合を通して、攻撃でも守備でも常にゴールを目指すプレーができたと思います。悪くない一戦でした。

──今シーズン3回目の対戦で、過去2回とも大差で勝利(1巡目8-1、2巡目10-1)しています。実力差がある相手との戦いに向けて、なにか特別なテーマを設けたのでしょうか?

何点か、選手には明確にしました。この試合だけが私たちの目標ではないですから、ここで緩めたり手を抜いてしまえば展開が悪くなってしまいます。選手にしっかりとプレーしてもらうために目的を明確にして、順位も対戦相手も関係なく、相手をリスペクトして100パーセントでやらなければいけないという考えです。それと方向性ですね。勝ち負けで満足していいのかというところです。もっと先のプレーを目指していくために、今週の過ごし方から話をしてきました。どちらかというと、メンタルのケアをして準備してきましたので、選手それぞれが100パーセントを出し切れたのかどうかという戦いです。

──ここまで戦ってきて、変化や成長も見られると思います。監督としてより実感しているポジティブなところはありますか?

選手のメンタリティーと意図を持ってゲームをするところが強くなったと思います。戦術は常にブラッシュアップするものです。ここを重視したら他の部分が欠けてしまい、チームとしてまたそこに特化して取り組んでいくということもありますし、対戦相手が我々にアジャストしてくるために微調整も必要。戦術は常に進化していかなければならないものです。ですから、それよりも感じているのは、チームのメンタリティーや姿勢の部分が強くなったなということです。

──次の試合は明日、バサジィ大分との首位決戦です。今シーズンの大分の印象と、試合に向けた意気込みをお聞かせください。

魅力のある試合になることは確かだと思います。私はすぐにでも試合をしたいという気持ちです。両チームともに勝ち点3を取るために、それぞれの目的を持って戦いますから、タフで、堅い試合になると思います。大分の特徴としては、私たちのスタイルと似ている側面があります。ピヴォを置いて、フィクソとピヴォがわかりやすくポジションを取ってくるチームで、そこに絡んでくる良い選手もいます。それに、1st、2ndセットの質が落ちずに、非常に安定していますから、こちらもいいマッチングをして戦うことがポイント。面白いゲームになると思います。
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