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【第25節 大分戦/試合後記者会見】フエンテス監督「“安定”を求めて戦った」

2019.11.10

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

11月10日(日)、Fリーグ2019/2020ディビジョン1 第25節、共同開催名古屋ラウンドが武田テバオーシャンアリーナで行われ、名古屋オーシャンズはバサジィ大分に3-1で勝利。試合後、フエンテス監督が記者会見に臨みました。

熱くなりながらも冷静さを保って戦えた


フエンテス監督

──試合を振り返って。

首位決戦にふさわしいゲームだったかなと思います。展開としては予想どおりで、バチバチなゲームで当たりも強いゲームでした。私たちはそういうゲームになると分かって試合に臨んだので、熱くなりながらも冷静さを保って戦えました。

先制されても平静さを失わないで場面、場面でコントロールできたゲームでもありました。私たちが有利になっている状況では上手く攻撃的になって、チャンスをより生かせなかったところはありますが、こういうゲームは簡単にゴールを取らせてはてもらえないです。

私たちがゲームの中で下回る時間帯では、とても落ち着いて対応することができました。全体を見て非常に安定したゲームができたと思いますし、このようなゲームで勝ち点3を取れたことは選手を称えたいですし、非常に嬉しく思います。

──どちらに勝敗が転んでもおかしくないゲームでしたが勝負を分けたポイントは。

このような試合で大事になってくるのは「安定」です。最初に勢いよく出てもその後のプレーの強度が落ちてしまうことや、ゲームの入りが徐々に調子が上がっていくゲームもある。ただ、今日の試合は常に相手にでアグレッシブに攻撃しても相手の集中が切れたと感じる状況がありませんでした。

チームが主導権を握って完全に支配する時間はありませんでしたが、完全に支配される時間もなかった。なのである程度主導権を握れていたゲームだったのかなと。私たちが展開的に持っていきたかった形はできたので、入りも悪くありませんでしたし、苦戦していた状況でも「耐える」状況に切り替えて、その状況も想定して把握して戦っていたので、全体的に安定した試合ができました。

──交代の人数を1〜2人で変えながらも縦や横、斜めの関係のバランスが取れていた。交代の狙いは?

今日のゲームは通常のゲームとは違うという考えから入りました。そういう意味では、セットで4人ずつ交代していくゲームではないなと考えました。(交代の人数が)1人のときもあれば2人のときもある。そこはある程度相手を分析した上で、考えてはいましたがあとはゲームの展開の中で変えていく必要がありました。

先ほど話したように安定したゲームにすることがポイントになると思っていました。失点してしまうことで流れが変わってしまうことは避けたかったので常に一人はゲームを感じている選手をピッチに残しておきたかった。休憩はしているけどゲーム感覚が残っているという状況を重視しました。その中でオフェンシブな選手、ディフェンシブな選手、パサー、バランサーと常に組み合わせを考えていました。ただ、ゲームの前にどういう展開になったらどうするかというのは頭の中にあったのでそれをベースにした交代の仕方でした。
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