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【インタビュー】鬼塚祥慶が迷わず決断した移籍は、成長への布石。「Fリーグで試合に出て、活躍できるかは自分次第」

2020.04.06

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

決断の連続。それが、鬼塚祥慶のこの1年間のすべてだった。

Fリーグ選抜の戦いを終えて念願のトップ昇格を果たしたが、待っていたのは熾烈なポジション争い。自分と同じ右利きのアラには日本代表選手がそろい、出場機会をほとんど得られない中で、鬼塚は7月にサテライトへの“降格”を志願した。特別指定選手としてトップチームとサテライトの両方の試合に出られる形態となることで、実戦経験を積むことを選んだのだ。

トップではその後も主力定着にいたらなかったが、サテライトではチームを引っ張り、地域チャンピオンズリーグの優勝にも大きく貢献した。そして再び、決断の時がやってきた。

「このまま来シーズンも同じ状況でいいのか……」

そして、初めての移籍を決意した。それがどんな未来につながるかは分からない。だが、自分で選び、進んでいくしかない。これまでもそうやって戦ってきた。

鬼塚の期限付き移籍の裏側にある想いに迫った。

悩むことなく移籍を決断した


──フウガドールすみだへの期限付き移籍が決まり、トップチーム昇格から1シーズンでオーシャンズを離れることになります。

シーズンを通して、ケガもありましたし、なかなか出場機会に恵まれず、実戦ということでは、サテライトでの出場がメインになっていました。移籍については、今後さらにレベルアップするためには出場機会が必要ですし、そのチャンスをいただいたと捉えています。

──チャンスをもらったということは、オファーがあった。

最初、櫻井(嘉人)GMから話があり、移籍先のクラブと条件面を含めて話をさせていただきました。「チームの一員として一緒に戦ってほしい」と伝えていただき「お願いします」と。

──どのように決断したのでしょう?

僕一人で決めました。

──やはり悩んだのではないですか?

いえ、そこまで悩みませんでした。来シーズンもメンバーがガラッと入れ替わるわけではないと考えたとき、自分の頑張り次第で状況を変えられるとしても、そもそも右利きのアラが多いですから、試合になかなか出られない状況を変えるのは簡単じゃないなと。やはり試合に出ないとレベルアップできない。もちろんオーシャンズの日々の練習で積み重ねたものはたくさんありますが、それ以上に、試合で得られるものがあります。現状をしっかりと受け止めて、今シーズンとは違う形で成長できるチャンスをいただけたので、あまり悩まなかったですね。

──思うような結果を残せない中でも、今シーズンで得たものはありますよね。

Fリーグでは、短時間で結果を残すことや、ミスをしないために、どういうプレーをすればいいのかという部分では最初はすごく悩みました。それが少しずつ良くなっていった感覚もありますし、そういうことをFリーグの舞台では学びました。

──サテライトでは主力として地域チャンピオンズリーグ優勝も果たしました。

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