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【第1節 長野戦/試合後コメント】アルトゥール「ピヴォは攻撃だけ、フィクソはディフェンスだけというのはない」

2020.09.06

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

9月5日(日)、長かったプレシーズンがようやく終わり三重県営サンアリーナでFリーグ2020-2021 ディビジョン1の第1節 ボアルース長野戦が行われオーシャンズがむ6-2で勝利。

試合後、シュライカー大阪から移籍してきたアルトゥール選手にオンライン取材をしました。

試合の感覚を少しずつ戻していきたい
──名古屋オーシャンズの選手として最初の公式戦でしたが振り返ってみていかがですか?

ぶつかり合いの展開になりました。開幕ということもあって、お互い気持ちが入りすぎていてお互い必要以上に身体をぶつけ合った。練習が5カ月くらい続いて公式戦がなかったので試合の感覚を少しずつ戻していきたい。その中で勝ち点3を取れて良かったと思いますし、試合をこなしていくことで徐々に慣れてレベルを上げていけると思います。

──フラッシュインタビューでは「もっと仕事をしなければいけない」と話していましたが今日の試合で良かった点、悪かった点は?

すごくひどいミスはありませんでしたが、長い間試合をしていなかった中での開幕戦だったので気持ちが先に出てしまうことがありました。まず、守備のところではカウンターをくらってしまうシーンが多かった。なのでそこの部分をもう少しコントロールしていく必要があります。あと、マイボールにしたところでも全体が早くゴールに進みたいという気持ちが強かった。ゲームをもう少し探りながらいくところを無理にいってしまったことでボールを奪われてしまった。そこが先ほど話した気持ちの部分が先に出てしまったということ。ですがそこは戦術的な間違いではないので、そこに関しては試合をこなしていくうちに補えると思います。

──ハットトリックを決めましたがゴールシーンをそれぞれ振り返ってください。

1点目は、いいディフェンスをしたことでカウンターからゴールを奪えました。2点目はキックインからうまくコンビネーションプレーができました。セットプレーはずっと練習してきたのですが、八木(聖人)といい連携が取れて決めることができました。3点目のパワープレー返しに関しては、練習後も一人で練習しているので練習の成果を出せたゴールでした。

──ポジションはフィクソですがハットトリックを決めたようにゴールに絡むことが多いです。監督からはどういったタスクを求められていますか?

今のフットサルはだいぶ進化しています。最初はピヴォはピヴォの位置で、フィクソはフィクソの位置でポジションを取りますがゲームが始まればオールラウンダーなプレーヤーが求められます。そういう選手がこの競技では生きるので監督もそれを望んでいます。ピヴォは攻撃だけ、フィクソはディフェンスだけというのはないです。そのポジションではスペシャリストでいながら、それ以外のこともなんなくこなせるという選手をチームとしても求められていると思います。

──次節もリモートマッチですがホーム開幕戦になります。次節へ向けた意気込みをお願いします。

自分たちが練習しているアリーナですがお客さんがいないのでホームアンドアウェーの違いは出ない。それだけ声援は力になりますし、今シーズンはアウェーでも多くのチームが勝てるのではないかと思います。なのでホームでもアウェーでも平等な条件で戦える。ですが毎日練習しているアリーナでできることは大きなアドバンテージです。ピッチに慣れているのでそこで最善を尽くしていけると思います。

──ちなみにオーシャンアリーナのピッチはどんなピッチだと感じていますか?

今までいろいろなピッチを経験してきましたが日本のピッチは比較的きれいです。その中でも名古屋オーシャンズのピッチはすごくいいものですね。やはりフットサル専用に作られているので、いろいろな動きの中で負荷を減らしてくれる。選手のことを考えて作られたピッチなのですごくやりやすいです。あと、ボールが引っかかることがないので流れのスピードがすごく速いです。選手としてもやりやすいですし、スピードが上がるのでお客さんもより魅力的な、より面白い展開ができる。今までで一番いいピッチだと思います。
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