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【インタビュー】“日本人選手、オリベイラ・アルトゥール”として意気込み。「(帰化が承認されて)奥さんも両親もすごく喜んでくれた」

2020.12.25

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

12月15日付で法務省より日本国へ帰化を承認されたアルトゥール。今後は、オリベイラ・アルトゥールとして、日本人選手として活動していく。

その初戦となったのが、19日に小田原アリーナで行われた湘南ベルマーレ戦だった。結果は3-4で敗れ今季初黒星を喫してしまったが、アルトゥールはこの試合にどんな気持ちで臨んだのだろうか。

そして、以前から日本代表入りを目指していると話していたアルトゥールに、改めて今後の目標を聞いた。

日本代表に入るためにFリーグでプレーしているわけではない

──土曜日の湘南ベルマーレ戦は日本国籍取得して初めての公式戦でした。何か特別な感情はありましたか?

今まではブラジル人選手としてプレーしていましたが、オリベイラ・アルトゥールという名前で日本人として出場できてよかったです。ただ、今シーズンはすでに始まっていて今まで戦ってきた10試合と何も変わりありませんでした。日本人として出場した初めてのゲームが望んでいた結果ではありませんでしたが。

──「人生で最も幸せな日の一つがやってきたと」SNSに綴っていました。試験に2回落ちてしまったと聞きましたが、日本国籍を取得するまでの道のりを振り返ってみていかがですか?

はい。試験は3回受けましたが、最初に受けた2回はまだ帰化の手続きができない期間に“準備”として受けた試験でした。そこでの成績は合格ラインではなかったのですが、「こういうところを勉強してください」というアドバイスをしてもらって、帰化の申請ができる段階になった3回目の時点。なので正式なテストは1回でしたので本番では一発で合格したような感じです。

ただ、それまでも5年間ずっと日本語を勉強してきて、ようやく日本国籍を取得できました。道のりは長かったですが申請できるようになってからはスムーズで、自分でも驚いています。申請してから1年はかかると言われている中、私は半年で取得できました。

──日本国籍取得が決まったことを最初、誰に伝えましたか?

奥さんに伝えました。あとは私の両親にも電話で伝えて、すごく喜んでくれていました。

──ただ、先ほど「望んでいた結果ではなかった」と話していたように日本人選手としてのデビュー戦は苦いものになってしまいました。オーシャンズの選手として初めての敗北を味わってどんな気持ちになりましたか。

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