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【町田戦/試合後記者会見】フエンテス監督「リーグ優勝という一つの大きな目標を達成することができた」

2021.01.30

インタビュー

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1月30日(土)、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1のペスカドーラ町田戦が町田市立総合体育館で行われ、名古屋オーシャンズは3-1で勝利。勝ち点を51に伸ばし、4年連続13回目のリーグ優勝が決定しました。試合後、フエンテス監督と星龍太選手が試合を振り返りました。

粘り強く負けないチームに変化できた

フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

今日の試合に関しては私たちが今シーズン積み上げてきたものを発揮できた試合でした。緊迫した内容で上位対決に相応しいゲーム展開でした。町田も戦術的なバリエーション持ったチームでしたが私たちはそれにしっかりと対応することができました。残念ながら残り1秒にパワープレーから失点してしまいましたけど全体的には悪くなかった。シーズンはまだ終わってませんがリーグ優勝という一つの大きな目標を達成することができたので選手、スタッフ一同には「お疲れ様」と伝えたい。非常にイレギュラーなシーズンの中で、苦労もありましたが努力やいろいろなサポートをしてもらいみんなでここまで来れたので皆さんに感謝したいです。

──1試合、1試合決勝のように戦うと話していましたが今シーズンの何が良くて何に苦労しましたか?

この状況に慣れていない不安定な部分はありました。私はどちらかというとシーズンを長期、中期的に計画的に立てていきますが今シーズンは自分のキャリアの中では一番短いスパンで立てていくシーズンでした。なので自分も慣れていないシーズンに対応していかなければいけなかった。大変でしたけど振り返ってみるといい部分ばかりで、自分も選手も学びは大きかったです。その学びでチームとしてより強くなったと思います。今まで味わえていなかったことを味わえたことで成長して、試合がうまく進まないときでも挽回して粘り強く負けないチームに変化できたと思っています。

星龍太(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

終始気合の入った試合で1秒も気を抜けない試合でした。最後の失点もそうですけど、隙を見せてしまうとやはり失点に繋がってしまうので1試合通しての集中が求められた試合でした。上位対決に相応しくお客さんも楽しめた試合だったんじゃないかなと思います。この試合で優勝が決まりましたがイレギュラーなシーズンを過ごしてきて、優勝の意味がいつもとは違うなと感じます。なかなか喜び切れないところはありますがシーズン通してみんなで戦った結果なので喜んで、まだ残っている試合に向けてまた調整していきたいです。

──星選手もそうでしたが中心選手の負傷離脱や新戦力として期待されていた外国人選手の遅れもありました。その中でも何が良くてこの結果を勝ち取れたか?

ケガはだいぶ良くなりましたが試合勘は正直まだないなと感じます。自分たちのホームアリーナも変わったのでそういうところも含め、完璧なコンディションにするのにもう少しかかるなと思いますが悪くはないです。今日もそうですし、それ以外の試合でも外から見ているシーンは多かったですが、チームとしては粘り強い試合ができているなという印象です。どれだけこう着しても腐らずに戦っていますし、先に失点してしまうシーンが多くても取り返せている。こういったイレギュラーなシーズンを過ごしているから臨機応変に戦えていますし、どんな環境にも負けない精神が作り上げられていると思います。なので外から見ていて安心できましたし楽しかったです。

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