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【通算200試合出場】“ゴレイロの孤独”と戦い続けた篠田龍馬。「オーシャンズでもっともっとプレーし続けたい」

2019.07.26

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

篠田龍馬が、7月14日のFリーグ第9節 ヴォスクオーレ仙台戦でFリーグ通算200試合出場を達成した。

地元・愛知県出身の篠田は2009年、高校卒業と同時に、名古屋オーシャンズサテライト一期生としてクラブに加入して、トップチームで戦う川原永光や定永久男といった日本を代表するゴレイロ人の背中を見ながら己を磨き続けた。今でこそ、関口優志とともに「オーシャンズの守護神」を担う選手になったが、当然ながら、最初は苦労も絶えなかった。しかし、チャンスを手にして、実力を示して、今の立ち位置を手に入れた。

論理的な思考能力が高く、ピッチでは冷静沈着かつプレーは正確無比。いつでも高水準のプレーを安定して披露できることが、篠田の何よりの特徴だ。11年間、篠田は何を感じながらオーシャンズ一筋でプレーしてきたのか。200試合出場の節目に、篠田のキャリアを振り返る。

「オーシャンズで200試合プレーしたことに意味がある」


──第9節ヴォスクオーレ仙台戦でFリーグ通算200試合出場を達成しました。率直にどうですか?

記録達成自体については、特に何も思いません。でも、最初に登録された2009年9月の(ステラミーゴいわて)花巻戦から11シーズン目で200試合というのは遅い方ですよね。長い時間が掛かりましたが、名古屋オーシャンズで1試合目から200試合目まで過ごせたことは、すごく意味のあることかなと思います。

──一つのクラブで、しかもオーシャンズで達成するのは、簡単ではないと思います。

僕は地元出身ですし、加入したときからオーシャンズでずっとプレーしていたいという気持ちがありました。自分が何かをしてきたというよりも、Fリーグでもっとも結果も出しているクラブで達成できたことに意味があります。僕は特別な武器を持っているすごい選手ではありません。そういう選手であっても、今まで信頼して契約を続けてきてくれたクラブにもすごく感謝の気持ちがあります。

──仙台戦のスタンドには、篠田選手の歴代ユニフォームが掲げられていました。

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