7月27日（土）、Ｆリーグ2019/2020ディビジョン１ 第11節が行われました。名古屋オーシャンズはアリーナ立川立飛で立川・府中アスレティックFCと対戦し、1－6で勝利。試合後、フエンテス監督と星龍太キャプテンが記者会見に臨みました。

1巡目を首位で終える

フエンテス監督

──試合を振り返って。

今日の試合は、全体通して難しいゲームでした。開始から両チームともに勝利を目指した戦い方をしていたと思います。内容としては、（先制されて）マイナスな形からプラスな形へと成長できたゲームでした。先制されてからもいいプレーへつなげることができて後半は選手がよりゲームに入り込み、フィジカル的にも非常に消耗していた中でも頭もしっかり使い、選手たちは冷静にプレーしてくれました。その結果、セットプレーからも得点が生まれいいゲームの運び方ができました。非常に満足した結果だったと思います。

──今日の試合でＦ１の全チームと対戦し、改めて日本のフットサルにどんな印象を抱きましたか？

どのゲームでも簡単に勝たせてもらえないですし、日本のチームにいい印象を持っています。名古屋オーシャンズに対してはどのチームも高いモチベーションで臨んできます。私たちはそれに負けず、毎試合しっかりと準備しなければいけません。

──1巡目を終えて、首位に立てていることについてどう思っていますか？

タフな1巡目でしたが結果的には首位で終わることができました。ですが2巡目も1巡目のように首位で終われるかはわからないです。なぜなら各チーム、オーシャンズと対戦する際にはより研究してくるはずです。ここで一度リセットして私たちもそれぞれのチームをもう一度見直していきたいと思います。

星龍太

──試合を振り返って。

入りが悪かったわけではないですけども、全体的に疲労や移動だったりで、体が重い感じはあったのかなと。監督の言ったとおり、勝つための試合でしたし、内容よりも勝ちを目指した試合だった。後半は拮抗していた中、点差が離れたのはセットプレーでも違いを出すことができ、そういう細かいところをしっかりとできたからだと思います。

──大差で勝てている試合が多いがフエンテス監督のフットサルはどんな印象ですか？

セットプレーに関しても守備にも関してもすごく密に設定しているので、対戦相手は模索しながら戦ってきます。それでも前半から後半にかけて良くなる試合が多く、それは監督の指導がうまくいっているからだと思います。2巡目、3巡目はもっと良くなるだろうし、もっと突き詰めていけば全ての面で違いを出せるのかなと思います。今シーズンは特に強度の高いプレスを後半までかけつづけることができているのは僕らの今シーズンの強みかなと思います。

──後半に良くなるのは修正力が高いからか？　それとも体力面の関係か？

体力の面ももちろんありますし、修正力もあります。あとは僕たちが常にやっていることが前半から後半にかけてフィットしていく部分がある。それプラス、的確な指示で前半と後半で違いが出ているのかなと思います。