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【アジア年間最優秀選手賞受賞インタビュー】“アジア最高の選手”吉川智貴が抱く感謝の気持ち。「周囲の人がすごく喜んでくれたことの方が、僕にとってはうれしかった」

2020.01.10

インタビュー

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名古屋オーシャンズ

12月2日、香港で開催された「AFCアニュアルアワード2019」で、吉川智貴が「アジア年間最優秀選手賞」を受賞。日本フットサル界では、木暮賢一郎(2006年)、逸見勝利ラファエル(2012年)に次ぐ3人目の快挙となった。

2019年のAFCフットサルクラブ選手権でMVPを獲得するなど、日本代表としても名古屋オーシャンズの選手としても、名実ともに“日本最高の選手”と呼ばれる吉川だが、彼はこれまでどんな道のりを歩んできたのだろうか。“アジアナンバーワン”の称号を手に入れた率直な思いとともに、吉川の過去、現在、未来を聞いた。

「納得するまでとことんやってきた」


──2019年アジア年間最優秀選手賞の受賞おめでとうございます! 率直な気持ちをお聞かせください。

ありがとうございます。非常に光栄なことですし、なかなか受賞できない賞なので、本当にうれしく思います。自分に関わってくれているみんなに感謝の気持ちしかありません。

──周囲の反応はどうでしたか?

自分が思っていたよりも、本当に多くのかたが喜んでくれました。自分自身も(受賞は)うれしかったのですが、周囲の人がすごく喜んでくれたことの方が、僕にとってはうれしかった。これは初めての感情だったと思います。しかも、自分はめちゃくちゃ点を取るような選手ではないですし、そこまで目立つ選手ではありません。そういった選手を評価していただいたこともうれしく思います。

──AFCフットサルクラブ選手権でMVPに選ばれた際も同じように、「自分はゴールゲッターではないポジションなので」と話していました。どういった点を評価されたと感じていますか?

チームへの貢献ではないかなと。チームのことを考えた献身的なプレーを評価されたと思っています。

──セレモニーには、浦和レッズの槙野智章選手や、なでしこジャパンのキャプテン・熊谷紗希選手も出席されていました。何か交流はあったのでしょうか?

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