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オーシャンズが名古屋市との協定締結式を行う。「東京の盛り上がりに負けんように、なんとか名古屋も盛り上げないかん」(河村たかし名古屋市長)

2020.08.23

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舞野隼大

8月20日、名古屋市役所本庁で名古屋オーシャンズは名古屋市との協定締結式を行った。

協定締結式では、名古屋市の河村たかし市長とオーシャンズの櫻井嘉人代表取締役が挨拶。ホームタウンである名古屋市との連携を強くする意向を示した。

オーシャンズ創設時、「地域から愛される存在になる」という目標を掲げていたが櫻井代表取締役は「一般の方の認知も含めましてまだ薄い」と言う。だが、今回の提携でより精力的に地域貢献活動を行なっていける。

河村市長もフットサル界で絶対王者の名古屋オーシャンズが名古屋市を盛り上げることを期待し、櫻井代表取締役もアジアの表彰台で名古屋をアピールしたいと意気込んだ。

以下は河村市長と櫻井代表取締役のコメント全文。

地域から愛される存在へ


河村たかし 名古屋市長

オーシャンズの“絶対王者”というのはなかなかありません。東京の盛り上がりに負けんように、なんとか名古屋も盛り上げないかん。その中で重要な皆さんでございます。やれること、応援できることは「I can do everything(なんでもやります)」。会場もありますけど、せっかくなので学校とか、いろいろなところにもフットサルを広げてもらうと楽しいかと思います。

櫻井嘉人 代表取締役

まずは、この協定の締結に尽力していただいた皆さんに感謝申し上げます。我々のチームは創設15年になりまして、チームを立ち上げたときに掲げた目標が3つありました。1つは、国内外のタイトルを獲得すること。2つ目は、名古屋を中心に地元の子供たちの中から育てた選手を日本代表選手に輩出すこと。3つ目は地域から愛される存在になること。

1つ目、2つ目に関しましては十分に誇れるほどの成果を上げられたと我々は思っております。ただ3つ目に関しては、一般の方の認知も含めましてまだ薄いなという印象です。この協定を機会に、名古屋市様の協力を得ながら益々の地域貢献活動を加速して参りたいと思います。

最後に、今年の12月にUAE(アラブ首長国連邦)でAFCフットサルクラブ選手権が行われる予定です。我々としては5回目の優勝をしたいと思っていますし、絶対するつもりでいます。そのときの表彰台の上では名古屋のチームだということを十分にアピールしたいと思うので、是非ご期待ください。
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